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ー失敗しない外壁塗装ウレタン塗料の選び方と長持ちさせるコツー

外壁塗装にウレタン塗料を選ぶ前に知っておきたい基礎

ウレタン塗料は「柔らかさ」と「密着性」のバランスが良く、外壁塗装の入門として検討されやすい塗料です。価格が比較的抑えやすい一方で、耐久年数はシリコンやフッ素より短めになりがちです。つまり、向いている家・向いていない家がはっきりあります。まずは特徴と注意点を整理し、後悔しない判断軸を作りましょう。さらに、外壁材(サイディング、モルタルなど)や既存塗膜の状態によって、同じウレタンでも適した仕様が変わる点も押さえておくと安心です。

ウレタン塗料の特徴(メリット)

ウレタンは弾性を持たせやすく、細かなひび割れに追従しやすいのが強みです。下地への密着性も高く、雨どい・破風板・木部など付帯部の塗装にも相性が良いとされます。仕上がりはツヤ感が出やすく、手触りもなめらか。予算を抑えつつ、見た目をきれいに整えたい方に選ばれやすい傾向があります。

弱点と誤解しやすいポイント

注意したいのは、紫外線により劣化しやすく、長期的にはチョーキング(粉化)やツヤ引けが起こりやすい点です。「ウレタン=すぐダメ」ではありませんが、日当たりが強い立地や、次回塗り替えまで長く空けたい家庭では不利になりがちです。また、塗料名が同じでもグレード差が大きく、上塗り回数や下塗り材の選定で耐久性が変わります。カタログ上の年数だけで判断せず、施工実績と保証条件を合わせて確認しましょう。

ウレタンが向くケースと向かないケース

塗料選びは「何年もたせたいか」「どこを塗るか」「今の外壁の状態」の三つで考えると迷いが減ります。ウレタンは万能ではありませんが、条件が合えばコスパの良い選択になります。反対に、目的と合わないまま決めると、想定より早い劣化で再塗装が必要になることもあります。家の将来計画(住み替え、相続、リフォーム予定)まで含めて、無理のない塗り替え周期を設計するのがポイントです。

ウレタンがおすすめになりやすい家

例えば、次のような条件ではウレタンが活きます。
・付帯部中心で、外壁は部分補修や面積が小さい
・数年後に増改築や売却予定があり、今回は費用を抑えたい
・外壁に細かなクラックが多く、弾性タイプで追従させたい
・職人の施工実績が多く、仕様が固まっている塗料を選びたい
「今回は10年超を狙う」より、「適切な周期で塗り替える」考え方と相性が良いです。

別の塗料を検討した方がよい家

一方、次に当てはまる場合はシリコン以上を比較した方が安心です。
・日差しが強く、外壁の色あせが早い地域や立地
・メンテナンス回数を減らし、長期で費用をならしたい
・汚れが目立ちやすい明るい色で、低汚染性を重視したい
・高耐久シーリングや断熱塗料など、周辺仕様も上げる予定
塗料単体ではなく「足場代」「付帯部」「シーリング」とセットで総額を見て比較するのがコツです。

ウレタン塗装を長持ちさせる施工と見積もりチェック

同じウレタン塗料でも、下地処理と工程管理で寿命は大きく変わります。特に外壁塗装は材料よりも施工品質の影響が大きい分野です。見積書を読むときは、塗料名だけでなく、工程の中身と保証の条件まで確認しておくと安心です。加えて、完成後の点検や日常の洗浄など、簡単なメンテナンスを続けるだけでも劣化スピードは変わります。

長持ちの鍵は下地処理と「適正な乾燥時間」

高圧洗浄で汚れや旧塗膜の粉を落とし、ひび割れ補修と下塗りの選定を丁寧に行うことが基本です。さらに重要なのが、各工程の乾燥時間を守ること。急いで重ね塗りすると、密着不良や早期の膨れ・はがれにつながります。天候に左右されるため、工期に余裕を持たせ、雨の日は無理に進めない判断が必要です。冬場や日陰面は乾燥が遅れるため、作業日報などで工程管理ができる業者だと安心材料になります。

見積書で確認したい項目チェックリスト

初心者の方は、次の項目が書かれているかを見るだけでも精度が上がります。
・下塗り/中塗り/上塗りの回数と、各塗料の商品名
・塗布量の目安や施工面積が不自然に少なくないか
・シーリングの打ち替え/増し打ちの範囲と材料
・付帯部(雨どい、破風、軒天など)の塗装範囲
・保証の対象(塗膜のはがれ等)と免責条件
さらに、色選びも耐久性に影響します。濃色は色あせが目立ちやすく、明るい色は汚れが気になることがあります。立地や好みに合わせて、ツヤの有無や汚れにくさも含めて相談すると失敗が減ります。複数社で同条件にそろえて比較すると、ウレタンでも納得感のある選択がしやすくなります。

2026.02.20